世界に一つだけのものを身につける

着物以外の伝統工芸品にもいえることですが、

「いいものには飽きがこない」

これはまったくその通りだと思います。本来、着物はひとつひとつ違うものなのですから。染める、織る、それぞれの工程の中で職人さんたちの手が加わります。「良いものを」「喜んでくださるものを」という職人さんたちの「念い」も加わります。

手仕事で作られるものは、同じものはない、世界に一つだけのものを身につけることができるのです。

その一枚を見つけるために着物をたくさん買う、ということではありません。

〝美〟に対する目を養う機会を持つということが大切です。

KIMONOYA EIZI

「一流の人はなぜ着物を着こなすのか」を現代書林社より出版した著者のブログ

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