袴に込められた、先人達の念い  弐

袴の5本の襞(ひだ)には意味があったのです🤭

一般的に知られているのは

武士道の剣道や弓道、合気道等

五倫五常「仁・義・礼・智・信」

を身に付けることによって

「誠」

の精神を身に付けるとされています。

これは儒教の教えで

有名なのは新撰組の羽織の後ろに書かれている

「誠」です。

そして、袴は大きく分けて2種類あります。

 

神職の方が身に付けている袴

これは「仁・礼・信・義・智」となります。

 順番が違います。


そして、この5つを身に付けることによって

「徳」が身に付くとされています。


この順番は、西暦 604 年に聖徳太子が

制定された、冠位十二階の順番になり

「道徳的理念」の総称であり

人として守るべき5つの行動様式として

先人達より伝えられてきました。

冠位十二階は、6 段階を 12 色に分けて

現在でも様々な所で使われています。

旧一万円札 聖徳太子

KIMONOYA EIZI

「一流の人はなぜ着物を着こなすのか」を現代書林社より出版した著者のブログ

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