袴に込められた、先人達の念い 壱
「新しい事を始めるうえで、変えてはならないこと
そして、時代の変化と共に進化すること」
新しい袴の研究開発を進めるうえで
正直、何度もあきらめかけた事がありました。
その度に、原点に帰り
一つ一つ、袴に問いかけるようになりました。
・袴はいつの時代に生まれたのか
・何故、袴と言う字が生まれたのか
・何故、袴がこの形になったのか
・何故、袴をはくのか
・何故、袴を創ろうとしているのか
そして、「袴」と「誇り」の違いに気付きました。
調べて、謎が解けていくことで
更に袴の魅力に引き寄せられていきました。
袴は、衣編(ころもへん)に「夸」と書きます。
衣偏を言偏(ごんべん)に変えると「誇り」と言う字になります。
この繋がりを調べていくと、袴には、先人達の念いが
織り込まれていたのです。
袴には前に5本の襞(ひだ)があり後ろに1本の襞があります。
これは、袴を身に付けられる方が、何を学ぶかによっても捉え方が違います。
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